自分の夢は絶対自分で追いましょう
教える側から見て優秀だけど、「この子は本当はバスケもしたい」のがわかる子がいました。オーディションで落ちたその子が夜、泣きながら電話してきて「お願いすればまだチャンスはもらえますか?」と聞きます。後ろでお母さまが「そう聞いてみろ!」とはっぱをかけているのがわかります。有名になりたいのは、たぶんお母さまの夢。お母さま、その夢は自分が実行してください。「主婦業があるし、この歳でとても無理」と思うでしょう。でもお子さんは現在、「学校があるし、まだ中学生だからとても無理」なんて絶対言えない世界に立たされているのです。だからお母さまも言い訳せずに自分で挑戦しましょう。そして子供には子供が本当にやりたい事を、一緒に探してあげて。親ならば、進路を選ぶのに「子供のしあわせ」って基準で考えられるから。
私のように仕事として彼女たちと向き合うと、それができなくて残念だから。
彼女たちの未来に+1!
私のように仕事として彼女たちと向き合うと、それができなくて残念だから。
彼女たちの未来に+1!
関連ページ
- 仕事をしだしたら学校は休む?
- とあるアクターズスクールにて教えた経験があるので、小中学生の親御さんからの相談を受けることがよくあります。「オーディションを受けたいんだけど」とか「スカウトされたけど」というお母さまの悩みでウエイトを占めるのが、「そういう仕事をしだしたら勉強は大丈夫?」という心配。仕事が忙しくなること=売れることとして周囲には喜ばれますが、撮影などで1か月義務教育を休む子もいるのです。私が仕事をしたアクターズスク
- 子供が働くのは21時まで。
- デビューしていった彼女たちは土日に撮影などをして、平日は朝から学校、終わるとレッスンか仕事の毎日でした。夜のお弁当を持ってきて、20時ごろにレッスンの合間の10分でかきこんでいる夕食、そんな毎日です。理想と現実には開きがあって、現場は大混乱。仕事では大人の世界で実力を発揮することを要求され、それを平日の夜のぽつぽつレッスンだけで練習するのは不可能に近く大人たちはケンケンゴウゴウ。子供は労働基準法で
- 風邪はひけません
- それでも彼女たちは、子供と大人の世界を両方こなします。こなせる高い能力を持った子だけが、残っていきます。悪口は言わず、弱音もはかず。常に笑顔で、出来ないことがあると時々泣きます。大人が自分で働きながら学校に行くことを想像してください。昼間働いて夜学校に行って、土日はレッスンで休みはありません。仕事はプロフェッショナルを求められますし学校は宿題を出すし、少なすぎるレッスンでスキルアップしなければなり
- 周囲は優しく支えます
- 代わりがきく仕事じゃないから「プロとして自己管理しなければ」と大人と同じに教えられるのです。もちろん現場では薬を買ってきたり暖かくしたり、大騒ぎして大人たちがフォローします。まず本人も「やります」と言い、よほどのことでないと延期にはなりません。その本人のやる気とけなげさに、周囲の大人は最大限優しく接しますし応援します。彼女たちがうまくやれるように出来ることはなんでもしてくれ、賞賛されて本人もまたや
- 自分の夢は絶対自分で追いましょう
- 教える側から見て優秀だけど、「この子は本当はバスケもしたい」のがわかる子がいました。オーディションで落ちたその子が夜、泣きながら電話してきて「お願いすればまだチャンスはもらえますか?」と聞きます。後ろでお母さまが「そう聞いてみろ!」とはっぱをかけているのがわかります。有名になりたいのは、たぶんお母さまの夢。お母さま、その夢は自分が実行してください。「主婦業があるし、この歳でとても無理」と思うでしょ